照島神社の話
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照島神社の話
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串木野警察署前をすぎしばらくすると、大きな鳥居が見えてくる。ここが今日のお話の舞台「照島」です。 照島は小さな島でここは色々な昔話の宝庫で、薩摩焼の陶工がはじめてここから上陸したと言われ記念碑が あったり、徐福伝説の徐福さんが上陸したとも伝えられており、また天狗さんの話もあったりと昔話色々あるところなんですよ さて、本題にもどり今日の昔話ですが...

串木野の町は昔から港町として栄えた町ですので漁にまつわる話の中からお話したいと思います。 昔、串木野に一人の漁師が住んでいました。ある日のこと漁師は朝から漁に出ましが昼を過ぎても一匹も釣れません。
「今日は運がわいか..いっぴっもつれんが...」
漁師はあきらめ顔で水平線のほうに目をやりました。
「???」「なんじゃ??」 一艘の小船が浮かんでいます。「ないごやろかい?」
漁師は小船に近づきましたがあたりには誰もいません。 「こん船はおかしか形しとんなあ」 よく見るとその船は、朱色に塗られ青や緑の模様がかかれどちらが、艫(とも)か舳(みよし)わかりません。 「宝ものでもはいっちょらせんか?」と思い中をのぞきましたがなにもありません。 漁師は帰りにでもこの船を引いて帰ろうと思い、またその場で漁をはじめました。 するとどうでしょう。次から次に魚がかかります。 「うんだもしたん。こりゃ大漁じゃ」 日が暮れてきたので漁師は帰り支度をはじめ、小船を探しました。 「あれ?船はおらんが」
不思議な経験を村に帰った漁師は仲間に話しました。 「わいも、あん船を見たとか?おいも同じ目にあった」
漁師たちはそれぞれ自分の経験したことを話しました。 それから村では、その船の噂でもちきりになりました。
ある日の夕方のこと、またその船は現れましたが、夕闇とともに消えてしまいました。 漁師たちが朝漁に出ようすると船が照島の横に接岸しているではありませんか? これは宝の船だということで漁師たちは照島に神社を立てお祭りしました。 それから村では大漁が続いたんだと....おしまい
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