ロープの種類の話

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のらちゃんのアウトドア、ロープの種類の話

のらちゃんの
ロープの種類の話

アウトドアスポーツでは、色々なロープが使われているにゃん。例えば、テントやタープを固定するためのロープとか、登山用のロープカヌーなどで使われる水に浮くタイプのロープなど色々なところで使われています。今回はのらちゃんといっしょにこのロープに付いて調べてみたいと思います。

ロープを分類してみよう

原材料による分類
アウトドアスポーツで使われるロープを原材料で大体大まかに分類すると以下の3つのタイプに分類されます。

１、繊維タイプのロープ。
アウトドアなどで使われるロープにほとんどはこれにあたりますこれも合成繊維のものと天然素材のものがあります

２、ワイヤーロープ
工事現場などで見られる鋼線を使ったロープです

３、コンビネーションロープ
ワイヤーロープの利点と繊維タイプの利点を複合したようなロープで一部のアウトドアスポーツなどでも使われています。

繊維タイプのロープは用途によって色々でていますので後程もう少し詳しく書きたいとおもいます。

あああ、．．分類で思い出したのですが、船舶関係の方はご存知だと思いますが用途によって、静策（せいさく）動策（どうさく）という呼び方で分類する場合があります静策（スタンディングロープ）はヨットなどのマストなどに使うあまり動かさなくていいロープ動策（ランニングロープ）は例えば、船の固定とか常に使うロープをさすなどに使われています。もしかしたらどこかで役立つかもしれませんのでここで紹介しました。

アウトドアスポーツのロープの用途

では、繊維タイプのロープについて用途別にみていきたいと思います。

１、ハンモックに使われるロープ。
ハンモックに使われるロープは色々あるのですが、コットンや麻、ナイロンなどが使われますナイロンを使ったものは、価格もやすく強度は強いのですが、使っているうちに伸びてしまうことがあります。麻など天然素材のものは、水に濡れると取り扱いしにくくなるので雨には注意してにゃん。

２、テント・タープに使われるロープ
テントやタープに使われるロープはメーカーさんによって違うのですが、ポリプロピレンやナイロンを使ったものが主流でアラミド繊維を芯にしたコンビネーションロープもあります。ポリプロピレンは軽量で強度も強く、太さも色々でています。

３、カヌー・カヤックで使われるロープ
カヌーカヤックで使われるロープといえばレスキュー用などの使われる。ロープですが水に浮かぶことが要求されるので、ポリエチレン系のロープが多く使われています。軽く、摩擦に強いですが滑りやすく直射日光などで風化されやすいので、外側を別の素材で保護して劣化を防いであります。

４、登山で使われるロープ
登山用のロープは、消費生活用製品安全法という法律で第一種特定製品※に選ばれているぐらいですから、購入時は用途によって使い分けて欲しい商品です。素材は、ビニロン、パイレン、ナイロンなど各社からでています。引張強度、１ｍ辺りの重さが表示されてありますから、その数値を目安にしてください。購入されるときはＳマークのあるものを購入されることをおすすめします。

※ 特定製品は、消費生活用製品安全法第２条第２項の「構造、材質、使用状況等からみて一般消費者の生命又は身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い」製品

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